カントの平和論とは

イマヌエル・カント「永遠平和のために」中山元訳、光文社古典新訳文庫、2006年初版(原著は1795年) なぜこの本を読むか。 まずカントの本はむつかしい。突然抽象化が始まる。それも極端でさりげなく飛躍していくので訳が分か続きを読む “カントの平和論とは”

国富論よりこの本を薦めます。

法学講義、アダム・スミス、水田洋訳、岩波文庫、全500ページ、2005年発行 (原書は1748年から51年にグラスゴウ大学での冬学期の講義の学生のノートから) 初めに この本は経済学者として世界的に著名となった古典、国富続きを読む “国富論よりこの本を薦めます。”

ロンドン塔に幽閉され刑死したトマスモア

エラスムス=トマス・モア往復書簡、沓掛良彦・高田康成訳、岩波文庫、2015年6月発行、(原著1499年から1533年までの50書簡) 初めに年代の確認 エラスムス30才から64才まで トマス・モア21才から55才までの現続きを読む “ロンドン塔に幽閉され刑死したトマスモア”

日本の社会党の解党の意味

「社会主義」マックス・ウェーバー、濵島朗訳・解説、講談社学術文庫、昭和55年発行(1980年)ウェーバーの1918年講演に基づく。 社会民主党の衰退、解党、解散について考える。福島みずほ党首がテレビに出ていたが、一人社民続きを読む “日本の社会党の解党の意味”

マルクスの資本論は今どのように読まれるべきか

熊野純彦、マルクス資本論の哲学、岩波新書、2018年1月発行 マルクスの最近の流行 この本は、最近のマルクス流行の中の一冊であると言ってよいと思われる。このマルクスの人気は、アメリカの不動産を端緒として始まった世界的金融続きを読む “マルクスの資本論は今どのように読まれるべきか”

古くて新しいマルクスーウェーバー問題

「ヴェーバー社会科学の基礎研究」内田芳明、岩波書店、昭和43年(1968年)発行 1923生まれだから、45歳の時の作品といえるだろう。 彼は、「ヴェーバー『古代ユダヤ教』の研究」(岩波書店、2008年発行) のなかで我続きを読む “古くて新しいマルクスーウェーバー問題”

民主主義から生まれたヒットラー

「現代民主主義  思想と歴史」権左武志、講談社メチエ、2020年12月発行 権左武志という人は、岩波新書「ヘーゲルとその時代」を書き,最後の方にマルクス主義の問題点をヘーゲルから論じるという事に可能性を感じた。そこにある続きを読む “民主主義から生まれたヒットラー”