ハルビンの思い出

「哈爾浜から来た留学生」、郭雁壮、オクムラ書店、1993年発行(推定) この本は、多少題名とは違って、哈爾浜から上智大学へ留学する予定となるまでの郭さんのふるさと中国哈爾浜のでの生活の思い出である。 まず、哈爾浜(ハルビ続きを読む “ハルビンの思い出”

中国の小説、宇宙からの交信は何を意味するのか

「三体」劉慈欣、早川書房、2019年7月発行、1900円 この本は中国で絶大な人気となったSF小説である。3部作という事であるがこの本の販売累計数は中国国内だけで2100万部という、日本では考えられない恐るべき数字である続きを読む “中国の小説、宇宙からの交信は何を意味するのか”

戦争、貧困がいつまでも続く理由がある

「ショックドクトリンー惨事便乗型の資本主義の正体を暴く」、上、下巻、ナオミ・クライン著、岩波書店、2011年発行2013年までに9刷、幾島幸子、村上由見子訳、原注までいれると760ページ。 この本の概略 この本は惨事便乗続きを読む “戦争、貧困がいつまでも続く理由がある”

日本が戦争をするとすれば

「日本は戦争をするのかー集団的自衛権と自衛隊」半田滋著、岩波新書、2014年発行 まさにこの本は、集団的自衛権とはどのようなものか、憲法上はどのような問題を抱えているか、一応この部分が理論編という事になり、これに対して現続きを読む “日本が戦争をするとすれば”

シリア内戦理解の為に(2019年)

「シリア・・・アサド政権40年史、アサド政権ははなぜつぶれないのか。」 国枝昌樹著、2012年発行、平凡社新書 この著者はエジプト大使館、在ヨルダン大使館、在シリア大使館(2006-2010)大使館の一等書記官など歴任。続きを読む “シリア内戦理解の為に(2019年)”

ヘーゲルを読めるかまたは読む意味があるのか

「哲学入門」ヘーゲル著(1809-11年に書かれた、ドイツでは1840年に出版)、武市健人訳、岩波書店発行1952年1980年で30刷。(岩波版はドイツ出版後110年後である) 古典中心 70過ぎてから、読書にも時間の制続きを読む “ヘーゲルを読めるかまたは読む意味があるのか”

続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと①

(1)ヘーゲルとその時代、権左武志、岩波新書、2013発行、800円 ヘーゲルの「哲学入門」(岩波文庫)をよんだので、理解を深めていこうと思って手にした。 また、この「哲学入門」を読んで後で気づいたことがある。それは、我続きを読む “続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと①”

続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと②

権左武志、「ヘーゲルとその時代」、岩波新書、2003年、800円 この本はまた別のことで重要性を持っている。認識の哲学のことは少し置いておいて、マルクスへの批判が提示されている。どういうマルクス批判かというとロシアや東欧続きを読む “続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと②”

フランクル、人生の一番重要なこと

フランクル著、夜と霧、(ドイツ強制収容所の体験記録)みすず書房、1961年発行、正確には本書の題名は「強制収容所における一心理学者の体験」 1、テーマはナチへの告発ではなくて この本をいま冷静に読んでみると、ナチズムへの続きを読む “フランクル、人生の一番重要なこと”