対訳ブレイク詩集イギリス詩人選(4)松島正一編訳、岩波文庫2004年 今回は詩人のブレイクを取り上げる。(1757-1827) 一通り伝記風のものも読んだが、なんとなく風変りの人である。 彼は銅版画家 しかし近年非常に注続きを読む “クリスマスの日にブレイクを読む”
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背教者という思想形成
武田清子著「背教者の系譜」岩波新書、1973 最初に この本は古いものであるが、今読むとどういう事になるのか。そういう興味もあって読んだ。ただ今では限界があり古いのか、今なお価値ある作品であり続けているのか。(要するに丸続きを読む “背教者という思想形成”
方法としての希望、未だ、ない、世界
エルンスト・ブロッホ「希望の原理」1.2.3巻、白水社1982年、山下肇他訳(原著1959年ズールカンプ社) 初めに 今回はこの本の第一巻をほぼ読了したというのでこのブログに載せようと思い立つ。 この本は私の若いころから続きを読む “方法としての希望、未だ、ない、世界”
寺尾誠訳「ルター時代のザクセン」について
「ルター時代のザクセン」宗教改革の社会.経済.文化史、K・ブラシュケ著、翻訳、解説、註、寺尾誠、ヨルダン社、1981 なぜこの本を読むのか ・私にとっては非常に関心の深い分野である。またマックス・ウェーバー以来論争の多い続きを読む “寺尾誠訳「ルター時代のザクセン」について”
不思議なアルゼンチンの作家ボルヘス
J・L・ボルヘス著「七つの夜」野谷文昭訳2011年岩波文庫(原著1980年) 初めに ボルヘスという人の本は全く読んでいない。この本は偶然かなり薄いので読み始めた。ノーベル賞をもらったのではないかという誤った記憶の元購入続きを読む “不思議なアルゼンチンの作家ボルヘス”
大塩平八郎には続きがあった。
「大塩平八郎の時代ー洗心洞門人の軌跡」森田康夫、校倉書房、1993年発売 大塩平八郎の乱または大塩という人物をしり、この事件の意味を考えるに非常に良い本が見つかったので簡単に報告しておきたい。 この本では、大塩の乱を世直続きを読む “大塩平八郎には続きがあった。”
大塩平八郎を読む
「大塩中斎」、宮城公子編集、洗心洞箚記、檄文、1959年発行、日本の名著第27巻、中央公論社 なぜこの本を読むのか ウクライナの戦争などあり危機の時に学者の評論などたくさん見るにつけ、学者や評論家の本音はどこにあるのかと続きを読む “大塩平八郎を読む”
残忍な秀吉、義の高山右近、キリシタン受難
「日本史1 豊臣秀吉篇」 ルイスフロイス著、松田毅一、川崎桃太、昭和52年1977年初版発行 この本の原本はマカオで火事のために焼失したようだ。その後写本が見つかった。その写本である「日本史」を訳者である松田毅一氏らによ続きを読む “残忍な秀吉、義の高山右近、キリシタン受難”
歴史総合という歴史の見方
岩波新書「世界史の考え方 シリーズ歴史総合を学ぶ①」小川幸司編、成田龍一編, 2022年3月18日発行 歴史総合 この本は、今年の高校の歴史の指導要領に近現代史を歴史総合という科目を設置したことにより、今後の歴史教育、歴続きを読む “歴史総合という歴史の見方”
「灰とダイヤモンド」から見る東欧の苦難
「灰とダイヤモンド」上・下、アンジェイエフスキ作、川上洸訳、原作1948年、岩波文庫1998年 この本は、アンジェイ・ワイダ監督の同名の映画(モノクロ)の原作である。かつて50年くらい前にこの映画を見たことがあり非常に強続きを読む “「灰とダイヤモンド」から見る東欧の苦難”