残忍な秀吉、義の高山右近、キリシタン受難

「日本史1 豊臣秀吉篇」 ルイスフロイス著、松田毅一、川崎桃太、昭和52年1977年初版発行 この本の原本はマカオで火事のために焼失したようだ。その後写本が見つかった。その写本である「日本史」を訳者である松田毅一氏らによ続きを読む “残忍な秀吉、義の高山右近、キリシタン受難”

歴史総合という歴史の見方

岩波新書「世界史の考え方 シリーズ歴史総合を学ぶ①」小川幸司編、成田龍一編, 2022年3月18日発行 歴史総合 この本は、今年の高校の歴史の指導要領に近現代史を歴史総合という科目を設置したことにより、今後の歴史教育、歴続きを読む “歴史総合という歴史の見方”

「灰とダイヤモンド」から見る東欧の苦難

「灰とダイヤモンド」上・下、アンジェイエフスキ作、川上洸訳、原作1948年、岩波文庫1998年 この本は、アンジェイ・ワイダ監督の同名の映画(モノクロ)の原作である。かつて50年くらい前にこの映画を見たことがあり非常に強続きを読む “「灰とダイヤモンド」から見る東欧の苦難”

未完了の会津キリシタン

福米沢悟著「惨夢、静かに散ったキリシタン大名、蒲生氏郷とその家臣たち」日本図書刊行会、発売近代文芸社、1997年発行 概要 この本は、キリシタン大名であった蒲生氏郷を中心として会津藩主としての彼の生涯と会津のキリシタンの続きを読む “未完了の会津キリシタン”

転向作家、島木健作の「礎」

島木健作「礎(いしずえ)」1944年11月新潮社から刊行 (「島木健作全集第10巻所収、国書刊行会のものを読む。) 島木健作 ウイキペディアを参考にすると、1903年9月生まれ1945年8月17日没)1925年東北帝大法続きを読む “転向作家、島木健作の「礎」”

生き生きとしていた中世の多様な民衆

網野善彦「増補無縁・公界・楽ー日本中世の自由と平和」平凡社、1996年発行 この本はなんと言ったらよいだろうか。 いい本というのは世の中にたくさんあると思うが、これも非常によい本ではないか。 これは生まれたばかりのほっか続きを読む “生き生きとしていた中世の多様な民衆”

アフガンに死んだ中村哲という人を想う

「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る―アフガンとの約束」 中村哲 聞き手 澤地久枝 岩波現代文庫(2021年9月15日発行、12月までに三刷) この本は10年前に岩波から出版された単行本だった。それが現代文庫に入ること続きを読む “アフガンに死んだ中村哲という人を想う”