味わい深いアメリカ独立時代のコモンセンス

岩波文庫 「コモン・センス」トーマス・ペイン著、小松春雄訳 昭和28年発行 (原著は1776年フィラデルフィアで出版) 初めに この本はロックに引き続き古典中の古典とされている本である。しかし今の今まで読んだこともなかっ続きを読む “味わい深いアメリカ独立時代のコモンセンス”

自然の中の生活、驚きだ。

ソーロー作「森の生活―ウォールデンー」神吉三郎訳、岩波文庫 (WALDEN、OR LIFE IN THE WOODS 1854 Henry David Thoreau) ウォールデンとは地名、有名なウォールデン湖がある。続きを読む “自然の中の生活、驚きだ。”

アイルランド、ダブリン、ジョイス

「ダブリンの市民」ジョイス作、結城英雄訳、岩波文庫 2004年発行(原著1914年) この本をなぜ読むのか 高校時代の英語の先生が「ダブリナーズ」という本を読んだら、と言っていた記憶があってずーっと気になっていた。朝の電続きを読む “アイルランド、ダブリン、ジョイス”

日本人の性格を決定した荘園制

伊藤俊一著「荘園ー墾田永年私財法から応仁の乱まで」中公新書 2121年9月初版発行 この本をなぜ読むのか 朝日新聞、2021年11月20日付読書欄にて取り上げられた。清水克行(明治大学教授日本中世史)という方の紹介記事が続きを読む “日本人の性格を決定した荘園制”

クリスマスの日にブレイクを読む

対訳ブレイク詩集イギリス詩人選(4)松島正一編訳、岩波文庫2004年 今回は詩人のブレイクを取り上げる。(1757-1827) 一通り伝記風のものも読んだが、なんとなく風変りの人である。 彼は銅版画家 しかし近年非常に注続きを読む “クリスマスの日にブレイクを読む”

背教者という思想形成

武田清子著「背教者の系譜」岩波新書、1973 最初に この本は古いものであるが、今読むとどういう事になるのか。そういう興味もあって読んだ。ただ今では限界があり古いのか、今なお価値ある作品であり続けているのか。(要するに丸続きを読む “背教者という思想形成”

方法としての希望、未だ、ない、世界

エルンスト・ブロッホ「希望の原理」1.2.3巻、白水社1982年、山下肇他訳(原著1959年ズールカンプ社) 初めに 今回はこの本の第一巻をほぼ読了したというのでこのブログに載せようと思い立つ。 この本は私の若いころから続きを読む “方法としての希望、未だ、ない、世界”

寺尾誠訳「ルター時代のザクセン」について

「ルター時代のザクセン」宗教改革の社会.経済.文化史、K・ブラシュケ著、翻訳、解説、註、寺尾誠、ヨルダン社、1981 なぜこの本を読むのか ・私にとっては非常に関心の深い分野である。またマックス・ウェーバー以来論争の多い続きを読む “寺尾誠訳「ルター時代のザクセン」について”

不思議なアルゼンチンの作家ボルヘス

J・L・ボルヘス著「七つの夜」野谷文昭訳2011年岩波文庫(原著1980年) 初めに ボルヘスという人の本は全く読んでいない。この本は偶然かなり薄いので読み始めた。ノーベル賞をもらったのではないかという誤った記憶の元購入続きを読む “不思議なアルゼンチンの作家ボルヘス”

大塩平八郎には続きがあった。

「大塩平八郎の時代ー洗心洞門人の軌跡」森田康夫、校倉書房、1993年発売 大塩平八郎の乱または大塩という人物をしり、この事件の意味を考えるに非常に良い本が見つかったので簡単に報告しておきたい。 この本では、大塩の乱を世直続きを読む “大塩平八郎には続きがあった。”