「哲学入門」ヘーゲル著(1809-11年に書かれた、ドイツでは1840年に出版)、武市健人訳、岩波書店発行1952年1980年で30刷。(岩波版はドイツ出版後110年後である) 古典中心 70過ぎてから、読書にも時間の制続きを読む “ヘーゲルを読めるかまたは読む意味があるのか”
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続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと①
(1)ヘーゲルとその時代、権左武志、岩波新書、2013発行、800円 ヘーゲルの「哲学入門」(岩波文庫)をよんだので、理解を深めていこうと思って手にした。 また、この「哲学入門」を読んで後で気づいたことがある。それは、我続きを読む “続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと①”
続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと②
権左武志、「ヘーゲルとその時代」、岩波新書、2003年、800円 この本はまた別のことで重要性を持っている。認識の哲学のことは少し置いておいて、マルクスへの批判が提示されている。どういうマルクス批判かというとロシアや東欧続きを読む “続、ヘーゲルの哲学からわかった重要なこと②”
フランクル、人生の一番重要なこと
フランクル著、夜と霧、(ドイツ強制収容所の体験記録)みすず書房、1961年発行、正確には本書の題名は「強制収容所における一心理学者の体験」 1、テーマはナチへの告発ではなくて この本をいま冷静に読んでみると、ナチズムへの続きを読む “フランクル、人生の一番重要なこと”
二つの自由に関する近代化の人間的基礎
大塚久雄、近代化の人間的基礎、岩波書店、全集第8巻、1969年第一刷発行 (この本は筑摩書房刊、1968年発行、であったが、大塚久雄著作集に第8巻に入った。) 1、紹介 大塚久雄は戦前戦後の経済史家として超有名。しかし大続きを読む “二つの自由に関する近代化の人間的基礎”
現代の自律する主体の形成とは
「日本の個人主義」小田中直樹、ちくま新書、2006年発行 1、なぜこの本を読むか これは、大塚久雄の近代化の人間的基礎、を読んだときに現在大塚の批判はどうなっているのかというのを知りたくて、関連本として読み始める。大塚批続きを読む “現代の自律する主体の形成とは”
甘えの奥深い考察
「あまえ」の構造、土居健郎、弘文堂、昭和46年初版(1971年発行)奥付を見るとその後11年間に133刷というので、驚異的な発行部数であっただろう。インターネットに載っていたのは20年間で150万部、英仏独ほかの6各国で続きを読む “甘えの奥深い考察”
妬みと嫉妬の重要性
「いじめと妬み」(戦後民主主義の落とし子)土居健郎、渡部昇一、PHP研究所、1995年発行(全部で173ページ) (戦後民主主義の落とし子)という言葉は渡部昇一的な注釈である。土居氏はそういうことを語ってはいない。この本続きを読む “妬みと嫉妬の重要性”
台湾人の生き苦しさを知る
「台湾海峡」王育徳著、1983年発行、日中出版社 この本は簡単にいえば台湾における文学=小説の戦後の傾向と問題点を書いたものである。(1945年から70年前後まで)しかしこの文学史から透けて見える大きな問題を著者は書いて続きを読む “台湾人の生き苦しさを知る”
台湾の小説、濁水渓
邱永漢「濁水渓」中公文庫、昭和55年(1980年)(初出、昭和29年、1954年) この本は直木賞候補になったそうだ。「香港」(昭和30年、1955年直木賞を取る) 概略 この本は、台湾出身の邱永漢のほぼ自伝のような小説続きを読む “台湾の小説、濁水渓”