60歳からの外国語修行、メキシコに学ぶ、青山南著、岩波新書、2017年発行 この本は何が面白いか 60歳という年は人生の終わりと思っている、という事それにもかかわらず、さらにメキシコに行ってまでして語学の勉強をする意味が続きを読む “60過ぎてからの留学”
投稿者アーカイブ:daiuema
文学者の戦争体験
新・日本文壇史、第6巻文士の戦争、日本とアジア、川西政明著、2011年発行全10巻岩波書店刊 伊藤整の日本文壇史の精神を引き継ぎ、夏目漱石から井上靖の死までを扱い日本の文壇の実像を示すと奥付には書かれている。 この巻はこ続きを読む “文学者の戦争体験”
李鴻章は日本の動向を注視していた
「李鴻章-東アジアの近代」、岡本隆司、岩波新書、2011年発行 この本は李鴻章(1823-1901)が生きていた、清末(清;1616-1912)の時代に焦点を合わせて、李鴻章を軸として書かれた中国史である。西太后のいた時続きを読む “李鴻章は日本の動向を注視していた”
蘇りしもの、レヴェナント、人生が苦しい戦いの場であるすべての人へ贈られた物語
レヴェナント、蘇りしもの。マイケル・パンク著、早川書房、2016年発行 この小説は1823年9月1日に始まり1824年5月7日に終わる。だから秋から冬、そして春に向かう寒い時期の話であり実話である。人生が苦しい闘いの場に続きを読む “蘇りしもの、レヴェナント、人生が苦しい戦いの場であるすべての人へ贈られた物語”
サラエボの知性、イビチャ.オシム
「イビチャ・オシムの真実」著者ゲラルト・エンティンガー、トム・ホーファー解説木村元彦、翻訳平 陽子、出版社エンターブレイン、2006年12月4日発行 サッカーのことは私はよく知らないが、オシム程彼に関する本が出版されたス続きを読む “サラエボの知性、イビチャ.オシム”
100億円を寄付できる男
「あんぽん孫正義伝」佐野眞一、小学館、2012年一月発行 なぜ読むのか この本が、何となく安っぽい暴露本のようでいままで読む気がしなかった。 しかし今、「あんぽん」とはどういう意味なのか。気になった。そして手に取った。 続きを読む “100億円を寄付できる男”
昭和の妖怪とは
「岸信介ー権勢の政治家」原彬久著、岩波新書、1995年発行 この本は岸の戦前の若き革新官僚の時代と、巣鴨プリズンの時代と戦後総理大臣になった時の安保改定問題の時期を扱っている。昭和の妖怪といわれるところが本当にあるのか。続きを読む “昭和の妖怪とは”
ハルビンの思い出
「哈爾浜から来た留学生」、郭雁壮、オクムラ書店、1993年発行(推定) この本は、多少題名とは違って、哈爾浜から上智大学へ留学する予定となるまでの郭さんのふるさと中国哈爾浜のでの生活の思い出である。 まず、哈爾浜(ハルビ続きを読む “ハルビンの思い出”
中国の小説、宇宙からの交信は何を意味するのか
「三体」劉慈欣、早川書房、2019年7月発行、1900円 この本は中国で絶大な人気となったSF小説である。3部作という事であるがこの本の販売累計数は中国国内だけで2100万部という、日本では考えられない恐るべき数字である続きを読む “中国の小説、宇宙からの交信は何を意味するのか”
戦争、貧困がいつまでも続く理由がある
「ショックドクトリンー惨事便乗型の資本主義の正体を暴く」、上、下巻、ナオミ・クライン著、岩波書店、2011年発行2013年までに9刷、幾島幸子、村上由見子訳、原注までいれると760ページ。 この本の概略 この本は惨事便乗続きを読む “戦争、貧困がいつまでも続く理由がある”